株式会社LIXIL
LIXIL Advanced Showroom

年頭所感 〜確固たる意志の下でのビジョン経営を〜

ビジョンとミッション、バリューを軸に挑戦を続けていく

2020年は世界が新型コロナウイルスの流行拡大というパンデミックに襲われ、さまざまなことが変化した年でした。人々の行動やはたらき方が変化し、多様化が想像を超えるスピードで進み、LIXIL Advanced Showroomも経験したことのない難局を乗り越えるため、格闘した1年でした。

社会の変容に伴い、ツールやサービスのデジタル化が飛躍的に進み、オンライン接客をはじめとした新サービスの数々がスタートしました。そして積極的なチャレンジの結果、近くにショールームがない地域にお住まいの方や、海外在住の方など、これまでショールームと縁遠かった方々にも、LIXILショールームを利用していただけたことは喜ばしく思っています。そして、2021年は2020年に生まれたものを熟成させる年になります。オンラインを通じた各種のサービスをしっかり確立させつつ、新しいデジタルコンテンツをスピーディに形にしていくことが必要になりますが、ポイントとなるのは“即時対応”です。お客さまの「今知りたい」「今見てみたい」に、即座にお応えできるような接客やデジタルサービスの実現を目指します。

いまだパンデミックの脅威は収まる気配を見せず、不透明な状況はしばらく続くものと見込んでいます。しかし私たちが進む道はこれまでと変わることはありません。ビジョンでありミッションでもある「お客さまの笑顔のために」を叶えるため、SMILE Valuesにのっとった経営を推し進めていくのみです。むしろ不安定な世の中だからこそ、確固たる意志の下でのビジョン経営を行うことが必要であり、成長の鍵になるはずです。そしてこれまで以上に挑戦に対してスピードが重要であり、進化の中身が問われる年になるといえるでしょう。

私たちは2025年に向けて「LAS 2025 VISION」を策定し、真の顧客価値を追求し、革新的なソリューションを提供することで、顧客とともに持続的成長を目指そうとしています。選択と集中の時期を迎えている現代は、価値観も多様化し、それぞれに合わせた価値をいかに提供できるかが重要になっています。しかし私たちにはビジョンがあり、バリューという指針があります。変化に合わせて形を変えつつも、芯をぶれさせることなく、2021年もLIXIL Advanced Showroomは確実に成長を果たして参ります。

2021年1月
株式会社LIXIL Advanced Showroom
代表取締役社長 鈴木 浩之