株式会社LIXIL
LIXIL Advanced Showroom

肩湯でゆっくり温泉気分 。ライターがショールームでシステムバス「SPAGE(スパージュ)」を体験

外出自粛により、自宅で過ごすことが増えました。ゆっくり時間を取れるなら、居心地のいい高機能バスルームで癒されたいライターの橋本です。

ライター:橋本 岬(はしもと みさき)

編集プロダクションを経て独立。現在はフリーランスの編集者、ライターとして働きながらIT企業で広報としても活動する。執筆ジャンルはIT、キャリア、ライフカルチャーなど。趣味は仕事仲間とサウナ、温泉巡り。

LIXILの「SPAGE(スパージュ」には、「肩湯」「ベンチカウンター」「サウンドシステム」など、心地のいいバスタイムを過ごすための機能が充実しているとか!

システムバスルーム「SPAGE(スパージュ)」
https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/spage/

通常のショールームでは、カタログや展示されているものを見ることしかできませんが、臨時オープン中の須賀川ショールームがある「LIXIL総合技術研修センター」では、実際に「SPAGE」に入浴することができるんだそう。

せっかく入れるなら、ぜひ試してみたいですよね!そこで今回は、温泉好きライター・橋本岬が福島県須賀川市にある、LIXIL総合技術研修センターへ訪れて「SPAGE」のこだわりを体験してきました。

「肩湯」「肩ほぐし湯」「腰ほぐし湯」に癒されて、つい長風呂してしまいそうに

「SPAGE」は「スパ(温泉)」と「ジェネレーション(世代)」をかけ合わせた造語。その名の通り、すべての世代が温泉のようにくつろげるバスルームを目指して設計されました。早速、それぞれの機能を体感していきます。

まず浴槽。広々としており、173mの私も座って足をしっかり伸ばせます。家のお風呂もこれくらい大きいといいのになあ。

さて、「SPAGE」の大きな特徴は、なんといっても「肩湯」「肩ほぐし湯」「腰ほぐし湯」という3つのリラックス機能。肩湯は首から肩にかけてお湯がかけれるというもの。肩ほぐし湯はウェーブ状の水流が肩を心地よく刺激します。水量も調整できるので、その日の気分によって使い分けできます。

普段、パソコン仕事をしていると肩こりがひどいので、肩にかかるお湯がとっても気持ちがいい!  「腰ほぐし湯」は腰から背中にかけて刺激がくるため、まるでマッサージを受けているような気分に。肩湯で肩や首を温めれめれば、上半身がお湯から出ていてもゆったりと半身浴もできるそう。試してみると、確かに長風呂してしまいそうな心地よさです。

ベンチカウンターで温泉さながらの「打たせ湯」を堪能

つい長風呂してしまったら、ベンチカウンターでひと休みしませんか。普段、休憩をするならバスルームからいったん出るのが一般的。「SPAGE」では温泉にもよくある腰を掛けられるベンチで休憩できるのため、気分転換しながら何度も入浴を堪能できます。もしかして、読書もできちゃうかも?

さらに打たせ湯を使えば、座りながら肩や腰のコリをほぐすこともできます。打たせ湯は普段、温泉や銭湯でしか浴びることがないので、とても贅沢な気分に。筋肉のコリにも刺激が当たるので、スポーツや筋トレで疲れた体も癒されそう。

温泉の場合、打たせ湯の数が決まっているので、「ほかの人に交代しなきゃ」と気を使ってしまいますが、自宅のバスルームなら心行くまで楽しめますね。ただし、気持ち良すぎて長時間、水を流しっぱなしにならないよう気を付けたいところ。

また、浴槽にベンチカウンター、シャワースペースなど広々とした空間のため、家族で入れるのもうれしいポイント。それぞれのスペースを交代交代で使えるため、お子さんと一緒にバスルームに入ったときも、落ち着いた入浴時間を確保することができます。

ヒートショックを防ぐ天井・壁・床の保温システムで一年中暖かいバスルームに

「SPAGE」に足を踏み入れて驚いたのは、浴槽や打たせ湯などの気持ちよさもさることながら、空間の「暖かさ」。水着に着替えたあとも部屋にいるようなポカポカとしたバスルームなのです。これは取材当日がたまたま暖かい日だったのではなく、天井・壁・床のすべてが保温されているからとのこと。

寒い冬に冷えているバスルームに入るのが苦手な人も多いのではないでしょうか。私はつい後回しにして結局、深夜に浸かることも。でもこの行為、実は危険なのだそうです。

というのも、バスルームでの事故で特に多いのが、「ヒートショック」による突然死なんだそうです。ヒートショックとは、短時間の寒暖差によって心臓や血管に負担がかかり健康被害を引き起こすこと。

特に起こりやすいのは冬場のバスルームです。寒い脱衣所で服を脱いだあとに暖かい浴槽に浸かると温度差で血圧が乱高下し、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす危険があります。ヒートショックでの死亡事故は交通事故での死者数の約4倍とのこと。とてもこわい……!

しかし、その恐ろしさは一般的にあまり知らされていません。おじいちゃん、おばあちゃんのためにリフォームするときは「段差を少なくしよう」「空間を広くしよう」とバリアフリーは意識するものの、お風呂のヒートショック対策については特に何もしない方が多いそうです。

「SPAGE」はバスルームの天井・壁・床に保温材が使われているため、寒い冬場でも冷ヤッとしない構造になっています。浴槽は4時間経っても湯温は約2.5度しか下がらないので、慌てて家族の入浴するタイミングを合わせる必要もなさそうです。湯船につかっているときも、ベンチに腰掛けているときも、打たせ湯を浴びているときも一定の暖かさだったので、湯冷めすることもありませんでした。

照明や音響でくつろぎ空間を自分らしくカスタマイズ

そのほかにも、極上のリラックスタイムを過ごすための機能がたくさん。リモコン操作でシャワーや壁面、浴槽にさまざま明かりを灯せたり、フルデジタルサウンドシステムでバスルームをまるでコンサートホールのような世界に作り上げたりすることもできます。

屋外で音楽を楽しむ機会が減った今、お気に入りの曲をかけてのんびり湯船につかりながら湯船につかるのは最高の癒しタイム。照明も加えれば、さらにムード満点です。温泉やサウナでは味わえない「SPAGE」ならではの楽しみ方ですね。私は人目を気にせず鼻歌を歌いました。ただし、つい長風呂してしまい、家族とお風呂の取り合いにならないよう注意は必要そうです。

リラックスと非日常感を同時に体感できる「SPAGE」の機能は、まさに新体験。

私のように「温泉が大好き!」という方はもちろん、家族みんながゆっくり楽しめたり高齢の方も安心して入浴できたりするバスルームを探している方はぜひ、LIXIL総合技術研修センターで「SPAGE」を体感してみてはいかがでしょうか。

※詳しくはショールームまたは営業所までお問い合わせください。

※記事制作のため、一時的にマスクを外してイメージ撮影をおこなっております。