あふれる笑顔の理由は、SMILE Valuesにあり !
SMILE Award(※1)でスペシャルショールームに輝いた、ショールームさいたま、盛岡ショールーム、岡崎ショールームの3ショールーム。栄光の陰には、マネージャーたちのたゆまぬ努力、そしてお客さまの笑顔のためにチーム一丸となって取り組む熱い想いがありました。今回は受賞ショールームを率いる3名のマネージャーに集まっていただき、スペシャルショールーム(※2)の秘密、そしてチームづくりに迫ります!
※1「SMILE Award」:お客さまの笑顔のために貢献したショールームや個人に贈られる社内アワード
※2「スペシャルショールーム」:その年最もお客さまの笑顔のために貢献したショールームであり、全国ショールームのロールモデル。FYE2025では80以上のショールームから3ショールームが選ばれた

それぞれのショールーム、それぞれの輝き:受賞の理由を自己分析
まずは、80以上のショールームの中からスペシャルショールームに選ばれた理由を、ご自身で分析いただけますか?
高橋
私のショールームは、若手メンバーの成長が大きな要因だったと感じています。彼らが新しいことに積極的にチャレンジできる環境、そして失敗を恐れずに挑戦したことを評価する文化を根付かせることができたのが、成長の原動力になったと思います。特に、3、4年目のメンバーが 「お客さまの笑顔のために!」と主体的に行動を起こしてくれたのが、ショールーム全体の雰囲気を大きく変え、良い循環を生み出しました。彼らには本当に感謝しています。
具体的にどのようなチャレンジをされたのでしょうか?また、若手の主体性を育むために、どのような取り組みをされたのですか?
高橋
例えば、ショールーム内の展示やディスプレイを若手主導で企画・実行してもらったり、お客さまへの新しいサービスの提案を積極的に行ってもらいました。最初は戸惑うメンバーもいましたが、「まずはやってみよう!」という精神で、小さな成功体験を積み重ねることで、徐々に自信をつけていったようです。私自身も、メンバーのアイデアを尊重し、積極的にサポートすることで、安心してチャレンジできる環境づくりを心がけました。
素晴らしいですね!井上さんはいかがですか?ショールームは5名体制と比較的小規模ですが、その中で大きな成果を上げた秘訣は何でしょうか?
井上
私たちの合言葉は「地域No.1ショールーム」。その実現のため、お客さま、ビルダーさま、営業さん、関わる全ての方々に愛される笑顔あふれるショールームを目指し、エンゲージメント向上に徹底的にこだわりました。
社員が笑顔ではたらける環境こそが、お客さまの笑顔に繋がるという強い信念のもと、はたらきやすい環境づくりに全力を注ぎました。それと同時に、オンライン受付システムの導入による業務効率化にも取り組み、限られた人数でも最大限のパフォーマンスを発揮できる体制を構築しました。

DX推進、素晴らしいですね!新しいシステムの導入には、現場の抵抗もあったのではないでしょうか?どのように乗り越えたのですか?
井上
そうですね。営業さんやビルダーさまからも、慣れないシステムへの不安や懸念の声が上がりました。そこで、新しいシステムのメリットを丁寧に説明し、根気強く理解を求める努力を続けました。デジタル化を進める上でも、人と人とのコミュニケーション、そして信頼関係の構築が何よりも重要だと改めて実感しました。
デジタル推進の鍵は、人と人との信頼関係やコミュニケーションといったアナログな部分をいかに大切にするかにある、ということですね。加藤さんはいかがでしょう?加藤さんのショールームの強みは何でしょうか?
加藤
強みは、長年かけて築き上げられてきた『SMILE Values(※1)』を重視する文化です。私が赴任した時点で、既に素晴らしいチームが完成しており、前任者やこれまでこのエリアやショールームに関わってきた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。一人ひとりのバリューに対する意識の高さが、お客さま満足度の向上、ひいては高い成約金額やCSアンケート(※2)の回答率に繋がっているのだと確信しています。
※1「SMILE Values」:ミッションである「お客さまの笑顔のために」を実現するための行動指針。従業員全員が共通の価値観を持てるよう、”SMILE”の頭文字の「Speed(スピード)」「Motivation(こころざし)」「Improvement(挑戦)」「Leadership(主体性)」「Esteem(敬意)」という5つのキーワードで構成されている
※2「CSアンケート」:顧客満足度調査(Customer Satisfaction Survey)。ショールームコーディネーターは、来館されたお客さまにアンケートの回答をお願いし、貴重なご意見を今後のサービス向上に役立てている

マネージャーの挑戦と成長:壁を乗り越えられた鍵は、マネジメントポリシー
マネージャーとして、これまでどのような苦労や悩みがありましたか?また、それをどのように乗り越えてきたのでしょうか?
加藤
プレイヤーからマネージャーへの転身で最も苦労したのは、自分の行動だけでなく、チームメンバーにどう動いてもらえるか。全く異なるスキルが求められるマネージャーという仕事に、最初は戸惑うことばかりでしたが、会社のサポート体制が大きく役立ちました。新任マネージャー研修やエリアリーダー、サブエリアリーダーによる日常的な指導、メンター制度、そして何よりも『マネジメントポリシー(※1)』は、マネージャーとしての視点やマインドセットを養う上で非常に効果的でした。
多様な考え方を持つメンバー一人ひとりに耳を傾け、それぞれのやり方を尊重しながらチームをまとめられるようになりました。ショールームコーディネーターとしてはたらくメンバーは皆、お客さまとコミュニケーションをとることが大好きです。だからこそ、個々の考え方を尊重し、共に成長していくことが重要でした。
当初は大きなギャップを感じていましたが、会社のサポートと自身の経験を通して、マネージャーとメンバー、両方の視点を持つことの重要性を理解し、乗り越えることができました。
※1「マネジメントポリシー」:社員がどの拠点でも安心してはたらけるよう、マネージャーの対応に一貫性を持たせるための指針。拠点間の対応のばらつきによる社員の不安を防ぎ、コミュニケーションや信頼関係構築の方法を具体的に定めている

井上
僕の場合は、マネージャーになったきっかけが『チャレンジエントリー(※1)』でした。そのため、当時は約1年をかけて長い目線でマネージャーになるための教育をしていただいたところがあったので、ギャップは少なかったかなと思うのですが、いざ、マネージャーになった時に、1番痛感したことがあります。それは、マネージャー教育期間に、上司の方の話から教えていただいた「説明責任」。伝えたつもりでいても、相手にきちんと伝わっていなければ意味がないということを、身をもって経験しました。相手の立場に立って、分かりやすく丁寧に説明すること、そして「伝わった」かを確認することの重要性を学びました。伝え方の工夫や内容の噛み砕きが必要だと実感した。このギャップを埋めるため、日々試行錯誤しながら、本当の意味の「伝えていくこと」を意識するようになりました。
※1「チャレンジエントリー」:キャリアに合わせたステップアップの他に、バックグラウンドに関係なく、意欲ある人が活躍の機会を得られるよう、マネージャー職や専門職への登竜門としてのチャレンジが可能。将来期待する役割に対して事前にトレーニングし、キャリアアップを図る制度

高橋
チーフの頃まではメンバーと仲が良く、同じ目線で何でも話せる「同僚」関係でした。しかし、マネージャーという「上司」に立場が変わった時、どのように接するのがベストなのか、今でも試行錯誤の連続です。どう接するのが正解か、悩んでいた時期もありました。そんな時、『マネジメントポリシー』や『SMILE Values』といった指針が、私にとっての「教科書」になりました。もちろんこれが絶対的な正解ではないけれど、拠り所となるものがあることで、自信を持ってメンバーと向き合えるようになり、以前は正解が分からず悩んでいたけれど、今は心にゆとりが持てるようになりました。また、自分がコーディネーターだった頃に、マネージャーが「責任は私が取るから、やりたいように挑戦してみて」と後押ししてくれた経験も大きいです。あの時の安心感を、今度は私がメンバーに与えたいです。同じ目線でいることも大切ですが、「上司」として責任ある立場を示すことも、メンバーの安心感に繋がるはずです。また、他のエリアのリーダーたちとマネジメントポリシーについて話し合う機会があった際、先輩リーダーも自分と同じように悩んでいると知り、とても気持ちが楽になりました。頼りになる先輩だって、同じように悩みながら前に進んでいる。そう思うと、私も頑張ろうと思えます。
良いチーム、それはLASのSMILE Valuesを体現するチーム:未来への展望
最後に、良いチームとはどんなチームだと思いますか?
高橋
常に高みを目指し、挑戦する仲間を心から応援できるチームだと思います。お互いを尊重し、支え合い、共に成長できるチームでありたいですね。
井上
LASの『SMILE Values』を行動で示せるチームです。Valueは私たちの羅針盤であり、迷った時の道標です。バリューを共有することで、チームの結束力も高まります。
加藤
一人ひとりの強みが最大限に活かされ、全員が輝けるチームです。それぞれの個性を尊重し、認め合い、シナジー効果を生み出すことで、より大きな成果を上げることができると信じています。
今日は貴重なお話、本当にありがとうございました!LASの『SMILE Values』を体現する皆さんのチームの、今後の更なる活躍に期待しています!
