株式会社LIXIL
LIXIL Advanced Showroom

これからのLIXIL Advanced Showroomが目指すもの 〜2025年とその先を見据えて〜

新型コロナウイルスの流行、数年後には2025年の崖と呼ばれる社会構造の大きな変化の訪れなど、世の中の状況は刻々と変化しています。2025年に向けたビジョンを掲げ、時代を先んじて変革を進めるLIXIL Advanced Showroomもまた、新たな進化を遂げる必要があります。

自ら変化を起こすことで、この先の進化を叶えていく 

2020年、社会は未知の新型ウイルスの流行という脅威にさらされ、社会や人々の生活様式が大きく変わり、これまでとは異なるスピードで変化を強いられる状況に直面しています。それに加え、少子化の進行や新築の住宅着工数の減少など、近い将来にも乗り越えていかなくてはならないさまざまな課題が私たちの前には待ち構えています。LIXIL Advanced Showroomは設立以来、さまざまな変革を試みながら着実に成長を続けてきましたが、この先も常に先を見て素早く適切なアクションを取り続け、自ら変化を起こすことでこの状況を乗り越えていく必要があります。

2025年に向けて策定した「2025 LAS VISION」は、この先の超高齢化社会、またIT分野では既存システムの老朽化や人材不足が起こるとされる節目に向け、LIXIL Advanced Showroomが何を目指していくのかを示したものです。LIXIL Advanced Showroomとしてのビジョンは不変ですが、顧客志向、革新的ソリューションの提供、顧客とともに目指す持続的成長を大きな柱としています。

 中でも、ITを活用したさまざまなソリューションをいかに提供していけるかは、大きな鍵となるでしょう。LIXIL Advanced Showroomではこれまで他社に先駆けてカタログや接客用の各種提案ツール、社内のさまざまな情報のデータ化を進め、可能な限りデジタル化をはかってきました。コロナ禍の中でいち早く導入したオンライン接客は、これらのリソースがあってこそ可能だったといえます。この先は、オンライン接客のようにデジタル化した情報とテクノロジーをつなぎ合わせたデジタルトランスフォーメーション(デジタルによる革新)を幅広く展開していく必要があります。お客さまが快適にLIXIL Advanced Showroomのサービスを利用し、価値を感じていただけるようなベネフィットの提供に向け、ITやAIなど、積極的なテクノロジーの活用を進めていきます。

オンラインによるサービスの展開が新たな活路となる

新しく始まったオンライン接客は好評をいただいており、手応えを感じています。LIXILはカタログのデジタル化も早い段階から取り組んできており、提案ツールもデジタルで豊富に揃っているため、オンラインでも十分な情報量をお客さまに提供することが可能です。オンラインによる接客を開始して以来、地方にお住まいの方や高齢でショールームを訪ねにくい方、さらには海外在住の方といった、これまで出会う機会が少なかったお客さまにも商品の紹介をさせていただく機会が増えたことも、オンラインならではのメリットといえるでしょう。

 従来、ショールームの接客はアナログから脱却することが難しいと考えられてきました。しかしオンライン接客の成功により、対面しない形の接客でもお客さまの要望を満たすことが可能であると証明でき、ショールームにこだわらない、新しい接客の可能性が広がりました。さらなる発展に向け、革新的なソリューションをいかに展開していくかが重要になりますが、お客さまのニーズを叶えられる方法について深く検討していきたいと思います。

 バリューを基に一丸となることで新しい時代に対応していく

変化の時代を迎え、ショールームコーディネーターは新たな知識やスキルの獲得が求められます。商品知識に加え、対面での接客での接客に関わらず、質の高い接客を提供するために、ホスピタリティ研修やデジタル研修を積極的に行っていきたいと考えています。また、社員一人一人がバリューを意識し、自立して自ら動いて変化に対応していくことで、より高いレベルの接客と運営サービスに到達できるものと考えています。

私たちは「お客さまの笑顔のために」というビジョンを掲げ、バリューを意識した行動を心がけていますが、コーディネーターをはじめとする社員の団結力や、変化に前向きに対応する力は、非常に優れたものがあります。バリューを心がけ、自らが変化を起こし、また変革に対して前向きになることで、この先に立ち現れてくるさまざまな課題も必ず乗り越えることができます。そのような未来を皆で切り開いていくLIXIL Advanced Showroomとして、今後も取り組みを続けていきたいと思います。