LIXIL Advanced Showroom独自のCR活動がスタート! 南三陸町の「海の見える命の森」に桜の木を植樹
「お客さまの笑顔のために」ー お客さまへの私たちの想いを形として残るものに
LIXIL Advanced Showroomでは、2020年3月より、宮城県南三陸町への桜の木の植樹をスタートさせました。
LIXILショールームでは、館内ご案内後にお客さまにアンケートのご回答を頂いております。アンケートの項目は複数に及びますが、その中でもおススメ度の指標であるNPSが高い回答を、日ごろの努力が実り、お客さまの笑顔の花が咲いた接客の形である「開花だより」として、接客を担当したコーディネーターに送付させていただいております。
そしてこの度、この「開花だより」1万通につき1本の桜の木を、宮城県の南三陸町へ寄贈することとし、社会への貢献を行うと共に、お客さまへの私たちの想いを「桜」という形にして残す活動を始めました。
*1 開花だよりとは?・・・お客さまアンケートのおすすめ度で、お客さまが9点または10点を入力された場合、対象従業員にお客さまからの評価や感謝の声をスピーディにフィードバックする仕組み
植樹地は、東日本大震災を機に生まれた「海の見える命の森」
この植樹は、NPO法人 さくら並木ネットワークのプロジェクトに参加する形で行うものです。
「海の見える命の森」は、東日本大震災後、復興と減災の学びを共有する場として、伝承慰霊・観光誘致・自然学習・緊急避難の4つのビジョンを掲げて整備されている森です。2016年から多くのボランティアが現地のホテル敷地内にある山を切り拓き、道を作ることからスタートしています。
ボランティアと共にクワを使い、山の斜面に桜の木を植樹
現地では、毎年3月11日にボランティアや桜の木を寄贈する企業の代表者が集まり、植樹と鎮魂のためのセレモニーが行われています。今回は、鈴木社長がLIXIL Advanced Showroomの代表として参加しました。
2019年4月から2020年1月末までに届いた「開花だより」は5万通を超え、今年度は5本の木を寄贈しました。植樹作業は約30cm四方の穴を彫り、支柱を立てて桜の木を植えていきます。山の斜面で足場は悪く、土の中はさまざまな植物の根っこだらけ。クワでそれらを断ち切りながらの作業となりましたが、鈴木社長はそれをものともせず手際よく作業を進め、終わっていないチームの作業も手伝う余裕ぶりを見せていました。最後にLIXIL Advanced Showroomの社名が掘られた石板を置き、作業終了となりました。桜が花を咲かせるまでには時間がかかりますが、これからも「開花だより」の数だけ桜の木が増えていくことになります。
≪今後について≫
従業員が誰でも訪れられる場所を目指して
来季の植樹には、「開花だより」をたくさんいただいたコーディネーターや、東日本大震災で影響のあった従業員にも参加してもらえる機会を作っていきたいと考えています。
現地は海が目の前にあり、美しい風景が広がっている景勝地。植樹プロジェクト以外にも、従業員やその家族が休暇やボランティア、植えた桜の花見等、プライベートでも訪れて欲しい場所であり、桜の開花の時期には是非ショールームコーディネーターに自身の仕事の成果として、現地を訪問してもらいたいと考えています。
様々な苦労を経験し、お客さまにご満足いただける接客を行った結果を基にして、植えられた桜の花を見ることは、とても感慨深い時間になると思います。
是非、今後のプロジェクトの進行にご注目ください。
植樹から花が咲くまでは最低3年ほどかかります。いつしかこの場所が花でいっぱいになりますように。
(2020年3月)