お客さまのお役に立ちたい!誠実に、懸命に歩む新しい世界へのチャレンジ
LASには異業種から転職し、コーディネーターとして新しい挑戦をはじめる人も数多くいます。システムエンジニアから転身した大石さんもその1人。IT業界からまったく違う世界へ飛び込み、奮闘している毎日です。
入社から4ヶ月、接客デビューを果たして間もない大石さんに、実際にはたらいてみた感触や、コーディネーターの仕事のどこに魅力を感じているのか、新人としてフレッシュな想いを語っていただきました。
「人とたくさん接する仕事がしたい!」IT業界からコーディネーターへ
3月に入社し、4ヶ月のオンライン研修や先輩に同行して現場で学ぶことなどを経て、最近コーディネーターとして独り立ちを意味する“接客デビュー”を果たしました。ここまで接客のロールプレイングや、さまざまなアドバイスでサポートしていただいたマネージャーやショールームの先輩方には感謝するばかりです。
私は学生時代、IT業界と住宅関連業界で悩んだ末、最終的に手に職をつけることを優先し、IT業界での就職を選択しました。でも入社した会社は一人で黙々と作業をすることが多く、人と接するのが好きだった私には物足りなさもありました。2年目を終える前に「もっと人と話しながらできる仕事をしたい!」という欲求が押さえきれなくなり、転職を決意。今度は住宅に関わる仕事をと探したところ、LIXIL Advanced Showroomと運命の出会いを果たしました。
コーディネーターという職種があることは知っていました。LIXILは家1棟分のトータルコーディネートができることや、商品の質が高いことが魅力でしたが、何よりショールームに見学に伺ったときの雰囲気の良さにひかれました。そしてSMILE Valuesという行動指針を知り、仲間への敬意や、向上心を持ってはたらくことなど、「自分の求めていたものはこれだ!」と共感することばかりで、コーディネーターへの転身を決めました。
業務の幅広さに驚くも、多くの人がお客さまのためにはたらく姿に感動
入社後は、先輩方の接客に帯同し、仕事を覚える日々が続きました。また、全国各地で同時期に入社した方々と一緒に、定期的なオンライン研修でも必要な基礎を学んでいきました。
扱う商材が広範囲に及ぶので、必要な知識やスキルがたくさんあることは覚悟していました。一方で想定外だったのは、接客以外の仕事も多いことです。例えば、接客の前は準備にも気を抜けません。ご予約が業者さまだった場合は、図面があるかどうかの問い合わせにはじまり、図面があれば事前にいただいてチェックをして、どこに注意してご案内するか、ご予約の時間までに考えることがたくさんあります。さらに接客後はお見積り作業などのデスクワークが続き、「こんなにやることがあるんだ」と驚くばかり。
しかし業者さまやLIXILの営業の人など、「1組1組のお客さまのためにこんなにも多くの人が丁寧に準備して、1つの家ができあがっていくんだ」ということを実感し、コーディネーターとして自分も全力を尽くそうと想いが新たになりました。
業務の幅広さは一方で、自分の成長につながる実感があります。1日中いろんな仕事ができることは面白く、接客も1組として同じ内容はないので、学べることだらけといえます。いくつもの業務をこなしていくとあっという間に1日が終わりますが、毎日充実感でいっぱいです。
「ありがとう」「来てよかった」お客さまの声が何よりのやりがい
接客は楽しいですが、まだまだ勉強中です。特に難しいのがヒアリング。お客さまの要望や潜在ニーズを深堀りしたヒアリングができないと、いい提案はできません。住宅設備の話は、どうしてもプライベートな話題にも及ぶので、「そこまで質問してしまっていいのかな?」と躊躇してしまうこともあります。しかし自分で想像している以上にぐっと踏み込むほうが、お客さまの気持ちも、潜在ニーズも汲み取れると次第にわかってきました。先輩からも「お客さまの希望されている理由まで聞けると、そこから提案が広がるよ」とアドバイスを受け、接客の振り返りをする毎日です。他にも難易度の高い要望を受けることがありますが、なぜ難しいか、なぜできないのか、理由をお応えすることが、お客さまの納得や信頼につながると感じています。深く聞くことと的確にお答えすること、両方をバランスよくできるようになっていくのが今の目標です。
でもこの仕事で何よりうれしいのは、やはりショールームにいらしたお客さまに喜んでいただけたときです。
例えば先日、ご予約なしでいらっしゃったお客さまにお声がけして、ご案内をさせていただきました。そのお客さまはトイレのリモコンを見にこられたのですが、ショールームには1種類しか展示がなく、選択肢がないと思われていたようでした。実際はスペースの都合で展示できていないだけだったので、カタログから他のものもご案内したら「すごくいい!」と、プランまで作成してお渡しすることができました。お帰りになる際、「接客なしでいいかなと思ったけれど、自分で見るだけではぜんぜんわからなかったので、接客してもらえてよかった。助かりました」と言っていただけました。お客さまがご満足し、笑顔を見られたときは、この仕事を選んでよかったと最高の気分になります。
成長になくてはならなかった先輩たちのサポート
私がこうして充実感を感じながらコーディネーターの仕事ができているのは、コーディネーターの先輩たちの助けがあったからこそ、とも感じています。所属するショールームは20代が6名、30、40代の方も合わせて6名ほど在籍していますが、みなさん優しく、年齢が近いメンバーもいるのですぐに馴染むことができました。
デビュー前は先輩の接客帯同や、模擬接客としてロールプレイングをしていただきましたが、特定の方だけではなく、ほぼ全員の帯同やロールプレイングを実施していただいたことが忘れられません。接客帯同では、先輩それぞれのヒアリング術や、親近感を感じていただきやすい雰囲気の作り方など、十人十色のスタイルを間近で見て、「こんなやり方があるんだ」と学べたのが大きな財産です。ロールプレイングも何度も相手をしてくださった先輩もいて、感謝するばかりです。
また、デビューしてからも私の状況に合わせて予約の割り振りや、接客前後の処理の時間を確保していただくなど、本当によく見ていてくださるなあと感動するばかり。私がのびのび仕事に取り組めているのは、先輩やチーフ、マネージャーなどみなさんのおかげです。この恩返しのために、みなさんに認めていただけるような成長を遂げなければと思っています。
目指すはオールマイティ!何にでも詳しいコーディネーターになりたい
住宅設備は一生に一度か二度買えばいいもので、ショールームに来るのは、お客さまにとっては人生で特別な時間のはずです。だからこそ丁寧にご案内し、満足感を感じていただきたいと思っています。LIXIL製品のよさや特徴を知っていただきたいし、たくさん商品に触って使い心地も体感していただきたい。それをできるのが、ショールームやコーディネーターが存在する価値だと思っています。そして何より、楽しんで帰っていただける接客をしていきたいですね。
今はまだ覚えること、レベルアップしたい部分でいっぱいです。個人的に目指すのは、全部の商品について詳しくなることです。私が理想としているコーディネーター像は、お客さまのご要望をもとに「それならこちらがいいですよ」と、お客さまが考えている以上に良い商品の提案をしていくこと。だからオールマイティで、どんな商品でも自在に提案できる力を身につけたいです。
引き続き研修も受けていますし、ショールームの展示商品を自分でたくさん触りながら、商品の細部や特徴を覚えて知識を増やしています。ヒアリングも数をこなして会話の引き出しを増やし、接客の組数や商品の提案台数といった、毎月の数値目標の達成度も上げていかなければなりません。やることはたくさんありますが、この会社ははたらきやすい環境や制度が整っています。ここで自分を成長させ、たくさんのお客さまのお役にたてるように頑張っていきたいと思います。
<プロフィール>
2024年入社。提案していて面白いのはキッチン。一方であまり提案につながらない商品ジャンルもあり、まんべんなく提案数を増やしていきたいと意気込む。プライベートでは休日に海や山、スキーやスノーボードに出かけてアクティブに楽しむことも。