株式会社LIXIL
LIXIL Advanced Showroom

マネジメントの想いvol.6-「経験してきた成功も失敗もすべてを伝えます」自分のこれまでが糧になるよう、後輩たちに想いをつなぐ

マネジメント層に仕事への想いを聞くシリーズ、今回は千葉・埼玉エリアのエリアリーダーを務める二見さんに登場していただきました。INAX時代から多様な経験をされてきた二見さんですが、エリアリーダー就任直前の、ショールームさいたまのショールームマネージャーと、埼玉エリアのサブエリアリーダーを兼任されていたときのことを中心に、想いを語っていただきました。

マネジメント、展示担当、ショールーム立ち上げなど、積み重ねてきた多彩なキャリア

私はINAXでショールームコーディネーターとしてキャリアをスタートし、チーフやマネージャーといった役職を経験してきました。接客が大好きでこの世界に入りましたが、入社以来ずっと現場に関わる業務に就いています。複数の会社が統合し、LIXILとなっていく過程では、ショールームの移転や展示の担当もしました。これは、移転やリニューアルなどの際、会社の方向性に沿いつつ、コーディネーターやお客さま目線で動線を考え、商品を配置してショールームを作る仕事です。誰もが体験できることではなく、難しくて失敗もしましたが、私自身にも転機になったといえる経験でした。その後のLIXILショールームさいたまの立ち上げなどにも、その経験値は活かされています。

LIXIL Advanced Showroomが設立された2013年からは、LIXIL ショールームで業務にあたっています。エリアリーダーになる前は、自身で立ち上げたLIXILショールームさいたまのショールームマネージャー兼、埼玉エリアを管轄するサブエリアリーダーとして活動していました。エリアリーダーとなった今は、これまでの経験を元に千葉・埼玉エリアをもり立て、業績を上げていくことが問われます。

自分が積み重ねてきた成功や失敗こそ、みんなに伝えられる最大のもの

エリアリーダーにはなりたてなので、ショールームマネージャーとサブエリアリーダー時代のことを元にお話したいと思います。ショールームマネージャーとしての職務は、メンバーのフォローや指導、実績管理、人財育成、LIXIL支社と連携した誘客活動といったことがメインです。サプエリアリーダーとしての仕事は、川越や熊谷のショールームと連携し、埼玉エリアとして業績を上げるための改善活動です。エリアリーダー会議で仕入れた情報や、会社の施策を素早くエリアに伝え、わかりやすく噛み砕きながら浸透させていくことに注力していました。

どちらの役割でも、マネジメントで一番大切に考えていたのは、私と仕事をすることで少しでも「学んだ」と思ってもらえるよう、人を導くことです。私が人に誇れることといえば、入社からここまでのキャリアで、多彩な業務を担当してきたことと、何千人というお客さまに接してきた、接客の経験値です。そこには成功も失敗もたくさんあり、すべての経験は私がメンバーに伝えられるノウハウのかたまりのようなもの。ときには失敗譚も含め、「こういうことがあったよ」と参考になりそうなことを例に挙げ、話すことが多いですね。アドバイスするだけではなく、現場でメンバーが困っている様子を見ると、助けにいくこともあります。出過ぎるのはよくないのですが、サポートしてもらったことを経験とできれば、次は問題なく乗り越えてくれる、そう信じてフォローをしています。

伝え方も重要です。言葉の選び方、言い方一つで相手の受け取り方も違うからです。アドバイスをするときは「その言い方だとこうだよ」ではなく、「こう言ったらどうかな」と、受け取り手がネガティブにならない言葉選びに気をつけています。大事なことはメールなどで済ませず、直接伝えるようにもしています。熱意を持って寄り添うことで、私と仕事をして少しでも「学べることがあった」「一緒に仕事をして良かった」と感じてもらえているといいですね。

メンバーそれぞれの価値観や個性を認め、敬意を払いながら導いていく

私の想いを理解してもらい、私から学んでもらうにために、私自身もメンバーそれぞれの多様性を認め、敬意を払う必要があります。SMILE Valuesでも「敬意」は一番意識しているものです。現在のLIXIL Advanced Showroom は中途入社や契約社員の方も多く、価値観も人それぞれ。だからこそ、個々の個性や考え方を認め、寄り添う姿勢がないと心を開いてもらえません。「みんなの心にどうやって入り込もう」と、いつも考えています。ほめられるのが好きな人だったらほめ、私とはまったく考え方の違うタイプだったら、あきらめず個性の理解に努めるなど、やりかたはさまざま。ときにはうまくいかず、悩んだこともあります。でも私とは違う価値観で生きている人もいるのだ、と納得することで気持ちが楽になり、自分自身の考え方や仕事の仕方について、引き出しも増えました。こうして悩んだことも、私は包み隠さずみんなに伝えます。どんな経験も、伝えることで人に気づきを与えられると思うからです。

言葉や多様性の理解を大事にするのは、会社が統合してLIXILになる過程で、人間関係で学んだことも影響しているかもしれません。文化の違う企業で育ってきた人たちが一緒になったとき、摩擦が生まれたり行き違いがあったり、当時は苦労がありました。それをコミュニケーションや相互理解で乗り越えてきたことが、しっかり言葉で伝えようとか、寄り添っていこうといったことの根底にあるのだと思います。人生相談を受けるほど慕ってくれるメンバーがいたり、「相手にわかりやすいように伝えてくれていますね」と言ってもらったりすると、「やってきた良かった」「伝わっているんだな」とうれしくなります。

目指すのは、自分の想いを次の人たちにつなげていくような人財育成

自分自身の将来像というものに明確なものはありませんが、私の想いを後輩につなげていきたいので、やるべきことをあげるなら、人財育成になるでしょうか。今もやっていることですが、チーフなど次世代のマネージャー候補には、「こんな仕事のやり方があるよ」「マネジメントは楽しいよ」と伝えていき続けたいですね。仕事のやりがいも、メンバーが課題を乗り越えて仕事のやり方を改善し、自ら動いてくれるようになったときに感じます。違う視点での気付きを与えると、人は伸びますから、みんなの成長を促すように導いて、やりがいを喜びに変えていきたいです。これは究極の理想形なんですが、メンバーがそうやってレベルアップして、ショールームマネージャーがいなくても、ショールームがうまく運営できるくらいの人財たちが育っていったらすばらしいですよね。

私は元々INAXに入りたくて入社が叶い、そこで尊敬する先輩に出会い、今でも忘れられない教えや格言をたくさんいただきました。私も、後輩の中にずっと残してもらえる教えや言葉を残せる存在になりたいですね。これからも私の経験のすべて伝えるという姿勢は変わりません。そこから後輩たちが学んで成長してくれたら、マネジメント冥利につきるというもの。エリアリーダーとなってもそこは変わらず、やり続けていきたいと思います。

<プロフィール>
接客業が好きで百貨店からINAXに転職。仕事のモットーはわかったフリをしないこと、そして美しさには価値があるとし、敬意をもとに5S(整理・整頓・清潔・清掃・しつけ)をメンバーにも徹底してきた。商品で好きなのはタイル。プライベートでは韓国が好きで、気軽に行き来が出来る日が戻るのを心待ちにしている。

※通常ショールームではマスクを着用してご対応させていただいておりますが、記事制作のため、一時的にマスクを外してイメージ撮影をおこなっております。