株式会社LIXIL
LIXIL Advanced Showroom

ショールームマネージャー2年目。傾聴力を大切に、ホスピタリティマネジメントを極めたい

ショールームの運営を統括する、ショールームマネージャー。LIXIL葛西水まわりショールームの加藤さん(2017年入社)は、2021年10月に新卒入社者として初のマネージャーになりました。着任から約1年が経った今、加藤さんに、ご自身の成長やショールームの変化について聞きました。

◆加藤さんがショールームマネージャーに着任したばかりのころに公開されたインタビューはこちら

細かなコミュニケーションで、風通しのよい職場に

ショールームマネージャーになり、約1年。この1年間で、傾聴力が身についたと実感しています。正直、まだまだ力不足なところもあり、周囲の皆さんに力を借りている状況です。だからこそ、日ごろから敬意や感謝の気持ちを持って傾聴することを大切にしています。日常の5分、10分のコミュニケーションから業務での不安や疑問をうまく引き出し、問題化する前に対処できれば、コーディネーターに気持ちよく働いてもらえる。そしてチームワークが高まり、お客さまに対しても、スムーズで質の高い接客ができるようになると考えているからです。

正直なところ、マネージャーになる前はそこまで率先して自分からコミュニケーションを取りに行くタイプではありませんでした。黙々と業務に専念するタイプだったんです。ですが、自分が別のショールームで働いていたころ、細かなコミュニケーションの大切さや、速やかな情報共有が接客の質を大きく左右することを実感していたのもあり、現在は周囲の皆さんのコミュニケーション力の高さに感化されながら、自分の能力をアップデートさせる気持ちで頑張っているところです。

マネージャー就任当初はポーカーフェイスだと思われていたみたいですが、葛西に来てからは笑顔でいることを心がけるようになり、最近では「何ニヤニヤしてるんですか」なんて、愛のあるイジりをもらうことも増えました。話すスピードも以前よりゆっくりと、抑揚をつけながらはっきり言葉にすることを意識しています。「忙しそうにしていても遠慮なく話しかけてほしい」とも日ごろから伝えていて、この1年間でだいぶオープンな空気づくりができたのではと感じているところです。

フォロー体制を整え、働きやすい環境づくりを実現

現在、葛西は残業時間の少なさが全国のショールームでトップです。一人あたりの残業時間は、1ヶ月で5時間程度。基本的には皆さんほぼ定時帰り、且つ、葛西は時間給の活用実績もトップで、時には時間給を活用して早上がりをする人もいるなど、メリハリをつけた働き方を実現できています。

私がマネージャーになったころはもう少し残業時間が多かったので、これもコミュニケーションの活性化により改善できたことだと思っています。私がコーディネーターの状況を把握しやすくなったのもそうですし、コーディネーター同士でタスクが偏らないようフォローしあう意識も以前より高まりました。集中力や、モチベーションの向上にもつながっていると感じています。予約状況の管理などはもちろんのこと、お客さま対応で手間取った点などもその都度細かく共有することで、その後の対応に活かすことができ、コミュニケーションの積み重ねによって日に日に業務が効率化していくことを実感しています。

業務の効率化ができてきたところで、これからはそのエネルギーをお客さまに還元していけるよう、今はホスピタリティの向上に注力しているところです。近年ではAIなどのテクノロジーが発達しています。だからこそ、今後は「物から心の時代に変化していく」と考えられ、人間ならではの細かな心配りなどの価値が高まっていくはず。それに、物価上昇などの影響も出ているなかでLIXILの商品を選んでもらうには、ショールームでのご提案がこれまで以上にカギになっていくとも考えています。私自身、最近はホスピタリティマネジメントの勉強をしているところなので、学んだことを周囲に共有しながら、ホスピタリティの高いショールームへと育てていきます。

「LIXILが一番」と思ってもらうために

ホスピタリティマネジメントを極めるには、様々な人の気持ちや状況を把握し、適切な対応をとる力が求められます。そのためには、自分を客観的に見る力が必要です。自分を客観視する力を養うためにも、これからは私自身も、コーディネーターたちにも、ショールーム外の人と関わる機会をより一層増やしていきたいと考えています。日ごろから社内SNSなどを活用して、ほかのショールームの事例を参考にしたり、商品部の方からLIXIL商品へのこだわりについて詳しく聞く機会を設けたり。私自身は、ほかのショールームにいる同期と悩みを共有しあったりもしています。

今後も、感謝と敬意を忘れずに。新しいことを怖がらず、先進的な挑戦を続けていきたいです。そして、「LIXILが一番」と思ってもらえるようなご案内ができるショールームにしていきます。土台づくりに奔走してきたこの1年間。2年目は、その土台をいかして、自分自身の成長も、ショールームの成長もより一層感じていけるはずだと期待しています。

<プロフィール>
2017年に新卒入社。ショールーム宇都宮、新潟ショールーム、ショールーム東京を経て、葛西水まわりショールームのマネージャーに。趣味はラーメン屋めぐりとゴルフ。