お客さまに咲いた笑顔の花が、桜の木として日本中を彩る。ものづくりの心を伝えるINAXライブミュージアムにて植樹活動の新たな一歩を踏み出す
お客さまの笑顔の花が咲いた証を全国各地へ残していきたい
私たちは、「お客さまの笑顔のために」のミッション実現の証として、桜の木の植樹活動を実施しています。LIXIL Advanced Showroom (以降:LAS)では、ショールームで実施中のお客さまアンケートで高い評価をいただいた際に、接客を担当したコーディネーターへとフィードバックを送付しています。この取り組みを、お客さまの笑顔の花が咲いた証として「開花だより」と呼び、植樹活動ではこの「開花だより」1万通につき1本の桜の木を植えています。
植樹活動は、2020年よりスタート。これまで、宮城県南三陸町の「海の見える命の森」に、合計7本の桜の木を植樹してきました。そして2022年からはさらにフィールドを広げ、いずれは日本中に“笑顔の花が咲いた証”を残していきたいという気持ちから、植樹の拠点を増やすことになりました。
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象徴となる場所から、第一歩を
拠点を増やすにあたり最初の舞台となったのは、「INAXライブミュージアム」。焼き物の街とした知られる愛知県常滑市にて、ものづくりの心を伝える文化施設です。「窯のある広場・資料館」「世界のタイル博物館」「建築陶器のはじまり館」「土・どろんこ館」「陶楽工房」「やきもの工房」の6つの館があり、土とやきものが織りなすものづくりの歴史や文化、美しさ、楽しさを体感することができます。
LIXILグループ(※)のやきものづくりの象徴ともいえるINAXライブミュージアムで、植樹活動の新たな一歩を踏み出したい。そんな思いから、緑の生い茂るミュージアムの一角に桜の植樹を実施することになりました。
※INAXはLIXILの水回り製品ブランド
<INAXライブミュージアム 尾之内館長より>
LASのコーディネーターのみなさんが、「お客さまの笑顔のために」のミッションを実現するごとに桜の木を植える活動をしていると知り、すばらしいと感じました。今回のお話をいただいたときも、私が常に意識している「カスタマーオリエンテッドミュージアム」と気持ちを同じくするところがあると感じ、何とか実現したいという想いがありました。
土壌の性質などから桜にとってベストな環境をつくるための苦労もありましたが、さまざまな試行錯誤のうえで植樹を実現できることとなりました。この場所に植えた桜が大きく育ち、毎年美しい花を咲かせてくれるようになったら、コーディネーターのみなさんが咲かせた笑顔の花が桜となってミュージアムを美しく彩る景色を、ぜひ見に来ていただきたいと思います。
私たちが咲かせる笑顔の花が、桜になって日本中を彩る
2022年4月には、INAXライブミュージアムにて一回目の植樹が行われました。今回植えられたのは3本の桜。
既存の植栽や土壌など周囲の環境も考慮した結果、今回は「オオヤマザクラ(別名:エゾヤマザクラ)」を植えることになりました。オオヤマザクラは淡いピンクの花が美しく、ソメイヨシノと並ぶ代表的な桜として親しまれています。
4月の植樹の際には、実際に接客にあたっているコーディネーターのなかから、CSの評価が高かったメンバーが参加しました。
<参加者の声>
きっと、来年の春には満開の姿を見せてくれるでしょう。
私たちが植えた桜の木が、この日参加したみなさん、そして今後訪れるみなさんや、ミュージアムで働いている皆さんに永く愛される存在となりますように。
これからも桜の成長に負けないよう、お客さまの笑顔を次々と咲かせられるような接客に務めてまいります。そして、いずれは日本中に桜の花を届けられるよう、植樹の拠点を今後も増やしていく予定です。