株式会社LIXIL
LIXIL Advanced Showroom

今が完璧でなくてもいい、率先して動いていい影響を与えたい 〜2021年度スペシャルコーディネーターvol.2・酒井さん〜

2021年度・4代目となるスペシャルコーディネーターのインタビュー、第2弾は酒井さんの登場です。新卒で入社した年にスペシャルコーディネーターの制度がスタートし、目標の一つとして掲げてきたという酒井さん。思いのほか早い目標達成に驚きつつ、自覚を持って行動し、責務を果たしていこうとしています。

スペシャルな研修で刺激を受け、毎日が楽しく

スペシャルコーディネーターに任命され、3ヶ月が経過しました。最初は「入社3年目の私でいいのだろうか?」と感じたものの、「今は選ばれたことに意味がある」と考えながら過ごす日々です。私のはたらくショールームにはスペシャルコーディネーターを経験された先輩をはじめ、優れた仲間がたくさんいます。そして意見を言いやすく自分で何かを変えたり、始めたりしやすい環境もあります。だから現時点で自分がコーディネーターとして完璧かどうかよりも、上を目指して学びつつ、より良くなるよう率先して行動していくことが求められているんじゃないか、そんなことを考えています。

先日、そんな私を後押ししてくれるような機会がありました。スペシャルコーディネーターに向けて行われた特別な研修です。仕事で受ける研修とは一味違い、プロに教わるメイク術や人に好かれるコミュニケーション術といった、まさにスペシャルなものばかり。一流の講師の方々からの教えはいずれも素晴らしいものでしたが、特に感銘を受けたのが考え方についてです。講師から「今に満足せず、常にステージを変える」「過去志向ではなく未来志向に」といった印象的なキーワードが次々に飛び出し、目の前にあった霧がスッと晴れたような感覚を覚えました。例えば未来志向とは、「あのときなぜこうしなかったのか」というマイナスに考えるのではなく、「あのときこうすればよくなったな」と方向を変える考え方です。どんなことも自分次第で捉え方が変わることに気付かされ、新鮮な感動を覚えました。また、自分をほめることの大切さも教わりました。実際、毎朝自分をほめているとすごくテンションが上がるので、みなさんにもおすすめしたいやり方です。

この研修を受けているときはとても幸せな気分でした。そして教わったことを実践することで毎日が楽しく感じらえるようになり、とてもいい状態で日々の仕事に臨むことができています。

仕事で重要なのは、細部まで手を抜かない&仲間との支え合い

私がこの仕事を選んだのは、かつて自宅をリフォームした際、ショールームでコーディネーターの方々が楽しそうに働いているのを見たことがきっかけです。元々人見知りで、人前で話すことも得意ではなかったのですが、それでもコーディネーターの笑顔を見て「これだ!」と確信しました。実際にコーディネーターになってみると、お客さまのご要望に叶う提案を行い、喜んでいただいたときは本当に嬉しいです。一方で、仕事は外から見えているところがすべてではありません。どれだけ知識を持っていても、その中から適切な情報を提供できないと、お客さまから厳しいお言葉をいただくこともありますし、バックヤードでの地道な作業もたくさんあります。でもそれらすべてはお客さまの笑顔のため。その実現のために動くことはやりがいがあります。

お客さまの笑顔を叶えるというミッション達成のため、仕事で大事にしているのは、細かいところをそのままにしないということです。気づかなければ見落としてしまいそうなことも、気になれば納得がいくまで調べ、お客さまにも情報を提供します。新人の頃は細かなところ自体に気づけなかったのですが、それが見えるようになってきたのは、成長の証だと思っています。また、周囲の人たちに支えられていることを忘れず、コミュニケーションを取ることもとても大事です。人と協力して何かをやり遂げることの意義や、コミュニケーションを通じて自分にはない視点を外部から取り入れることで、新しい考えが生まれるからです。細部まで手を抜かない、視野を広くして仲間と支え合う…その両輪をうまく回すことでショールーム全体がよくなるはずです。その中で何事も率先して動き、周囲に影響を与えていくことが、スペシャルコーディネーターである私の役目だと思っています。

理想のロールモデルとなれるよう、全力で行動していく

個人として、スペシャルコーディネーターとして、やらなければならないことはたくさんあります。スペシャルコーディネーターとしての活動はあと10ヶ月。発信に力を入れて、はたらく上で気持ちが明るくなるような内容を全国のコーディネーターに届けていきたいですね。周囲から見て、理想とされるようなロールモデルになりたいですし、そのためにはやはりまず行動することが一番です。また、一介のコーディネーターとしては、1人でも多くのお客さまが笑顔になれるよう、知識力、ヒアリング力、提案力といったすべてのスキルを向上させていきたいと思っています。今、会社ではオンラインショールームをはじめとするデジタル化に力を入れていますが、オンラインによるサービスは無限大の可能性を感じます。そこで活かせるようなアイデアも出せたらいいなと思っています。

私は周囲に支えられ、ここまでやってこられました。会社のワークライフバランスを重視したはたらきやすい環境作りや、多彩な研修制度によるスキルアップ、そしてチーフや仲間の支え、いずれも私が成長する上で欠かせないものでした。身近に尊敬する先輩がいたおかげで、高い目標を掲げて努力することもでき、感謝しかありません。会社の行動指針であるSMILE Valuesの5つは自分が置かれた状況によって、響くキーワードも変わってきますが、今の自分にぴったりだと思うのは「敬意」です。スペシャルコーディネーターになることで新しいことを経験し、視野がさらに広がりました。これからも日々いろんな人と関わる中で相手への敬意を大切に、私らしく前を向いて行動していきたいと思います。

<プロフィール>
2018年入社。ショールームではキッチン担当・CS担当・フリーリフォームコーディネーターとしても活動している。最近のオフの日は、父親の影響で始めたフィルムカメラで、風景や家族の姿を撮影し楽しんでいる。

※通常ショールームではマスクを着用してご対応させていただいておりますが、記事制作のため、一時的にマスクを外してイメージ撮影をおこなっております。