株式会社LIXIL
LIXIL Advanced Showroom

5代目スペシャルコーディネーター誕生!LIXILショールームのシンボルとして、それぞれの持ち味発揮を誓う

ショールームコーディネーターのシンボルかつ、ロールモデルとしてさまざまな発信を行い、多彩な活動するのがスペシャルコーディネーターです。4月に開催されたSMILE Awardにて5代目となる3名が発表されました。この1年、LIXILショールームの顔として活動するみなさんの、初セッションとなる座談会をお届けします。

発信・挑戦・恩返し…スペシャルコーディネーターとしての抱負

今野さん
私たち3名が、5代目のスペシャルコーディネーターに任命されました。皆さんにとって、スペシャルコーディネーターはどんな存在でしたか?
佐藤さん
目指すというより、徐々に見えてきたものでした。マスターインフルエンサーに選ばれたチーフが身近な目標で、「先輩のようになりたい」と思っていました。先代のスペシャルコーディネーターの酒井さんは私と今野さんの同期ですが、昨年の発表時は「私たちの年次でも目指せるんだ」と驚きつつ、ぐっと身近にも感じましたね。
今野さん
確かに一足早く同期が選ばれたというのは、励みになりました。それに、特別な立場の持つ発信力も、魅力だと感じるようになりました。私はキッチンスペシャルコーディネーターとして、プレミアム商品である「リシェル」等を提案しています。商品の良さを知れば知るほど、LIXIL商品の素晴らしさを実感し、もっと多くの方に知っていただきたいと思うようになったんです。スペシャルコーディネーターなら、外部の方にも商品の良さを知っていただく機会が持てるんじゃないかと思うんです。
佐藤さん
発信といえば、私は内部にも伝えたいことがあります。この会社の魅力って、多様なメンバーが協力しあってはたらけるところだと思います。ショールームコーディネーターだけではなく、各専門のオンラインの仲間が会社の革新的ソリューションによって、お客さまの笑顔を一緒に作れていることが好きなんです。私のスペシャルコーディネーター選出理由の一つは、挑戦する姿勢だと思っています。だからこの立場を活用して、「みんなで常に新しいことに挑戦していけることが、喜びでありやりがいになるんだよ」と仲間たちに発信していきたいです。

宮本さん
2人ともこころざしが高くて素晴らしいです。私はここまで、産休・育休や体調不良による休職も経験しているんですが、会社の制度やアフターフォロー、また多くの仲間に支えていただきました。私がやれるとしたら、大変な思いをしている人たちに対して、この会社は多様なはたらき方ができるところだと、実体験から伝えて励ませるということです。それが私をサポートしてくださった、会社や仲間たちへの恩返しにもなると思います。
佐藤さん
宮本さんの存在は、多様性の一つの象徴ともいえますね。そうしたご経験を経て、スペシャルコーディネーターとして活動するのは理想的ではないでしょうか。
宮本さん
何より、身近な目標にしてもらいたいです。何が評価され、選出されたのか何度も考えましたが、自分で自信を持てるのは、お客さまの笑顔のために、真摯にぶれずに仕事をしてきたことくらいです。私を通して、スペシャルコーディネーターは、思っているより手が届きやすい存在で、頑張れば届くということ、そして病気や子育てなど、大変な時期があっても、多様なはたらき方で目標を叶えていける、ということを知ってもらいたいです。
今野さん
宮本さんの姿勢や想いが、周囲の人たちに対しても影響力があったからこその選出ではないでしょうか。私自身はお客さまに丁寧に接するだけではなく、ショールーム全体のことを考え、はたらきやすい環境づくりや、相手の立場に立って考えるといったことも大事にしてきました。私の場合はそれも選出のポイントの一つになったんじゃないかなと思っています。

インフルエンサー…さまざまな評価軸を元に選出された、スペシャルコーディネーターに継ぐ象徴的存在として全国で数十人が選抜され、そこからマスターインフルエンサーが20名前後選ばれ、更に3名のスペシャルコーディネーターが選ばれる。歴代のスペシャルコーディネーターも任期のあと、マスターインフルエンサーとして活動している。

お客さまごとに異なるニーズに応えることで、常に成長できる

今野さん
佐藤さんからやりがいの話がありましたが、この仕事は、実際に商品を使うお客さまの反応を一番近くで見て、結果を体感できますよね。だから私は、現場ではたらけていることそのものが、やりがいです。例えば多くのサービス業では、一度きりの接客も多く、その後のことはあまり見えませんよね。でもこの仕事は何度もショールームに足を運んでいただいたり、ときには「成約しました」「設置しました」と、結果を報告してくださる方もいます。そんなときは「自分が接客して良かった」と感無量ですし、自己肯定感も高まります(笑)。
宮本さん
お客さまのお声は、私たちにとって何よりうれしいものですよね。アンケートをいただくのはもちろん、お帰りの際などに「あなたに接客してもらえて良かった」「来て良かった」と言っていただくと、接客はやめられない!と思います。
佐藤さん
本当にそのとおりです。接客におけるやりがいは「ありがとう」を直接いただけることですもんね。自分の知識でお客さまを手助けできる瞬間の嬉しさは、何ものにも勝ります。住宅設備は一生に一度かもしれない大きな買い物だから、納得して決めていただきたい。お客さまが想定していなかった知識を提供して「そういう考えもあるんですね」と感激や納得していただけると、「接客の甲斐があった!」と思います。
今野さん
でも、お客さまはすべて異なるので、私たちがいかに相手の立場に立てるかが問われてもいます。いろんなパターンを想定し、想像力も必要なので、いつも固定観念を取り払おうと必死です(笑)。

佐藤さん
正解がないことが、この仕事で一番難しいことですよね。それぞれ困っておられることも、求めているものも違います。お客さまがすべて違うからこそ、真のニーズを探ることが難しい。提案というか、コンサルティングのような部分もあります。だから新卒の頃は実家暮らしで家事経験が少なかったので、何を聞けばいいのかわからず、苦労していました(笑)。
今野さん
それはどう克服されたんですか?
佐藤さん
ライフスタイル自体の変化ですね。少しずつ料理や家事をするようになり、実体験からヒアリングができるようになりました。
宮本さん
日常生活そのものも、私たちには学びですね。正解がない仕事なので、ゴールもありません。だから私たちにも天井がないというか、学び続けていかなくてはならないんですよね。同じような接客をしていても、お客さまからいただく声は毎回違います。何が良くて、何がダメだったのか、決まった答えがないので、試行錯誤も続きます。でもそれがこの仕事の醍醐味だったりしませんか?同じ案件がなく、学びが続くということは、日々新しい知識や経験が積み上げられているということです。だから日々成長しているし、飽きることがないなと感じます。
佐藤さん
だからこそ新しい発見があるんですよね。お客さまがいるから気付けるし、学べます。建築をはじめ知識的なものも、学んだものは何でも無駄にならないとも感じます。

スペシャルコーディネーターとして心に課すバリュー

佐藤さん
こうして前向きに、また同じ方向を見据えてはたらけるのは、会社に明確なミッションやバリューがあるからだと思います。バリューの5つの行動指針のうち、私にとってはこれまでも、これからも「挑戦(Improvement)」がテーマだと思います。会社からは随時施策が出されますが、もともと何でも「やってみよう」というタイプなので、この気持ちを皆に伝染させ、率先するのが私の役目なのかも。新しいことに取り組む事への躊躇みたいなものを払拭させる、モチベーターのような存在になりたいです。
今野さん
佐藤さんは同期の中でも元気が良くて、誰とでも仲良くなれるタイプだから、きっと向いていると思います。私はずっと持ち続けてきたのは「敬意(Esteem)」ですが、スペシャルコーディネーターとして、これからは「主体性(Leadership)」も発揮していきたいです。新人の頃は自信もなく、いろんな壁を経験しました。でも、それを繰り返して4年間で成長できた実感があります。だから私の経験を伝えて、いろんな人に影響を与えていきたいです。これまでの人生でリーダーとなった経験はないんですが、培ってきた自信や表現力があれば、リーダーシップを発揮していくのは難しいことではないと感じています。
宮本さん
私は「敬意」に尽きます。お客さま、ショールームの仲間、LIXILの営業の方、業者さま、関わるすべての人に敬意を持ち、等しく丁寧に接することを意識してきました。ショールームコーディネーターとして常に最前線にいたいという想いがある中、休職も経験しながらここに立たせていただけたことは、周囲の支えのおかげです。敬意なくしてははたらけません。私はこれまで通りの仕事のやりかたをモットーに、多様な経験も活かして、いろんな人の橋渡しのような存在になりたいですね。間に挟まるやわらかい緩衝材のようなものになれるといいな。

佐藤さん
三者三様でいいかもしれませんね。キッチンスペシャルコーディネーターの今野さん、産休・育休や休職を経験された宮本さんなど、みんな違う経験を持っていて、それぞれ悩みも、直面した壁も違うと思います。個々の特徴を活かして、みんなにアプローチしていければ素敵だと思います。

社内外の人たちに目指してもらえる、LIXILショールームの象徴に

宮本さん
この1年、いろんな経験をする中で、この先の目標も見つけていきたいです。コーディネーターとしてお客さまの前に立ち続けることは、この先も変わりません。その上でこの先に何があるのかを探したいと思っています。どんな形の目標が見えてくるかはわかりませんが。
佐藤さん
目標はその都度変わるものだと思うし、今は目の前のことに集中していけばいいと思います。私は短期的目標としてはチーフとなり、自分のチームを持ちたいです。教育にも興味があるし、みんなの気持ちを盛り上げるリーダーを目指します。
今野さん
私はLIXIL商品の良さを伝え続けることを、これまで通りコツコツ続けていきます。そして同じような思いを持つ人への教育で、キッチンスペシャルコーディネーターを目指したい、と思う仲間を増やしたいです。
宮本さん
私たちの姿を通して仲間を盛り上げたいし、LIXILのショールームコーディネーターになりたい、という求職者の方も増えるといいですね。この仕事は成長できるし、私のような困難に直面してもあたたかく迎えてくれる仲間もいて、本当にはたらきやすいところです。私が社内外で発信することで、憧れや励みとして目指してもらうのが理想です。
佐藤さん
私は建築知識も何もなくこの仕事に就きましたが、誰でもチャレンジできる仕事だと知ってもらいたいです。研修が豊富でフォローもたくさんあるので、意欲があれば必ず成長できます。上司や社長とも距離感が近くて気軽に話せるし、風通しもいいですよね。コーディネーターの年齢も幅広く、多様な人がいます。オンラインというはたらきかたの選択もある。頑張れば私のように大きなチャンスを得て人前に立ち、さらに成長を遂げて活躍できます。お客さまの笑顔を増やすという喜びを感じつつ、同時に個人として飛躍できる仕事であることを知っていただきたいな。
今野さん
いろんな人を受け止めてくれる会社なので、安心して目指して欲しいですね。人生には何かしらの分岐点は訪れますが、はたらき続けられる環境が整っています。シンボル的な私たちのような存在以外にも、素敵なコーディネーターの方々がたくさんいます。自信と目標を持ってはたらける仕事だということを、この先私たちがしっかり伝えていきましょう。そして多くの方々にショールームコーディネーター、LIXIL Advanced Showroomを身近に、そして魅力的だと感じていただきたいですね。

今野さん

2018年新卒入社。インテリアに興味があり、ショールームを訪れた際にコーディネーターの仕事に魅力を感たのが入社のきっかけ。キッチンスペシャルコーディネーターとして、所属ショールームでもプレミアム商品の提案力はナンバーワン。休日は家にいるより外に出かけて楽しむアウトドア派。

佐藤さん

2018年新卒入社。学生時代に留学を経験し、日本の水まわり設備等、住宅設備の優秀さを改めて認識。日本の技術のすごさを発信したいと、ショールームコーディネーターに。前向きで人を盛り上げることも得意。休日は山登りやキャンプ、友人の畑の手伝いなど自然に触れ合って過ごすことが多い。

宮本さん

2015年に中途入社。子どもの頃、自宅のリフォームをした際にコーディネーターという職業を知り、転職の際に目指した。産休や休職などを経て、現在は時短勤務中。温泉や世界遺産巡りなど、旅も好きだが、現在の日常生活は子ども中心に回り、一緒に近所へのおでかけが多い。

※通常ショールームではマスクを着用してご対応させていただいておりますが、記事制作のため、一時的にマスクを外してイメージ撮影をおこなっております。