株式会社LIXIL
LIXIL Advanced Showroom

はたらく原動力は“キッチン愛”!キッチンスペシャリストの山田さんに聞く、LIXILキッチンの魅力

日々の生活や家族のだんらんの中心的存在となる場所といえば、キッチン。ショールームでお客さまの関心が高い商品です。LIXILのキッチンはデザイン性・機能性に優れ、時代に合わせて進化を続けてきました。そこで、ベテランコーディネーターで、キッチンのすべてを知り尽くすスペシャリスト・山田さんに、LIXILキッチンのすごいところ、おすすめポイントを聞きつつ、山田さん自身のキッチン愛についても語っていただきました!

LIXILキッチンの可能性は無限大!スペシャリストとしての腕の見せどころ

私がコーディネーターとなって20年以上が経過しました。これまで“商品愛”でこの仕事を続けてきました。中でもキッチンが大好きで、現在はキッチンスペシャルコーディネーターという、キッチン商品のスペシャリストとして活動しています。今回はLIXILのキッチンの魅力、そして私自身がはたらく上で大事にしていることや、やりがいの部分もお伝えできたらと思います。

LIXILショールームは家1棟分の住宅設備を提案できる総合ショールームですが、家の中で中心的存在となるキッチンは、やはりお客さまも重要視される設備です。パーツや面材、デザイン等、多くの選択肢の中から組み合わせて可能なキッチンは、自分にとってのオンリーワンを形にできる、無限大の可能性を持った商品です。しかし選べるものが多いからこそお客さまも悩まれ、またリフォームのように条件が限られる場合は、理想を形にする難しさもあります。そこで、キッチン商品を熟知した専門家として、キッチンスペシャルコーディネーターが丁寧にヒアリングし、具体的に提案やアドバイスをしていくのです。お客さまのお望みにマッチさせる手腕が問われますが、ハードルが高ければ高いほど、「お客さまの笑顔のために」とモチベーションが高まる仕事でもあります。

トレンドやお客さまの声も汲み取り、進化してきたLIXILのキッチン

LIXILは複数のメーカーが統合して生まれたブランドですが、キッチン商品は機能性に定評のあったサンウエーブと、デザイン力の高いINAXの特徴が合わさって、さらに魅力的に進化を遂げてきたように感じます。最近人気のセラミックトップのキッチン天板などは、焼き物文化を持つINAXの強みと、サンウエーブの培ってきたキッチンの機能が一つになったいい例といえます。

商品は時代に求められるもの、そしてお客さまの声も大事にしながら、開発・改良が行われています。最近のトレンドを象徴しているといえるのは、 “魅せる収納”をうたった収納商品です。これまで収納といえば隠すものという考えで作られていましたが、おしゃれな家電も増え、キッチンでもインテリア性を重視する傾向になってきています。“映える”空間づくりには、こうした魅せる収納商品に注目していただきたいです。

またお声を取り入れている例では、細かな改良や、昔は特注対応だったことが、今では標準仕様になっていることなどが挙げられるでしょう。たとえば、シンク位置の移動もINAX時代では標準外でしたが、今は標準でできるんですよ。特注といえば、先日忘れられない接客がありました。20年前に特注のレイアウトで作ったキッチンを、同じ形でリフォームしたいというお客さまがいらっしゃったんです。前回も今回も偶然私が担当したのですが、「今は特注じゃなくても同じ形にできます」と伝えると、「できるの!?」とものすごく喜んでいただきました。こんな場面に出会えるのも、長年お客さまの声に耳を傾け、求められるものに応えてきたからこそ。再会の喜びと、お客さまの笑顔を見られたことで、印象的な接客となりました。

だから大好き!LIXILキッチンの魅力

最初に商品愛といいましたが、LIXILのキッチンがなぜこんなに好きで、多くの方におすすめしたいのかというと、どの商品も本当に細かいところまで考え、使い勝手を追求して作られているからです。たとえば「らくパッと収納」という、軽い力で引き出し、中身も取り出しやすいキッチン収納があります。これは開発の方が自ら計測器をつけて筋肉にかかる負荷を調べるなど、人間工学に基づいて生み出されたものです。真摯に、そしてお客さまにとって使い勝手がよくなるようにとことん追求し、形になっているのが、LIXIL商品の愛すべきところ。そういうこだわりを知る立場だからこそ、多くの方に伝えてファンになっていただきたいなと思うんです。

私がキッチンでとくに “推し”ているのは収納ですが、本当によく考えられているなあと感心します。上手にしまえて、欲しいところにものがあり、しかも取り出しやすい。しまいやすいということは、片付けがしやすく、ストレスなく楽しく使ってもらえるということでもあります。オンラインショールームでも十分ご案内できますが、実際のショールームでぜひ触って、体感していただきたいですね。私もスペシャリストとしてお客さまのお困りごとや不安を1つでも2つでも解消し、未来の快適な暮らしを想像できるようなご案内をしていきたいです。

もちろん、商品をお使いになるのはお客さまですから、すべてが思い通りとはいかないかもしれません。私なりに感じることや、お客さまからいただいた実際の使用感など、良い面も、使い方次第で起こり得ることも、正直に伝えることを大事にしています。私自身、自宅ではサンウエーブ製キッチンを使用しているので、一ユーザーとして感じたことを共有することもあります。でもそれが信頼にもなっているのでしょうか。「マイナスの意見も嘘偽らずいってもらえて良かったです」とアンケート回答をいただくと、ちゃんとお伝えして良かったなと思います。

これまでの経験を元に、ショールームや後輩のためにも何かをしたい

コーディネーターとしてのキャリアも長くなりましたが、年齢を重ねると、人はどうしても現状維持の方向になっていきがちです。しかしそれはある意味、進化しなくなるということでもあります。私はこれまで常にチャレンジ精神で何事にも取り組んできたし、SMILE Valuesの中でも、モチベーションや挑戦が私にとってしっくりくる行動指針です。この先も目標を高く持ち、求められている以上の提案をこなし、数字を出し、常に上を見て進んでいくことを大事にしたいです。

ここまで積み重ねてきた経験は、ショールームや仲間にも還元しなくてはなりません。果たすべき役割や自分に何ができるかを考え、追求していくことが目標です。ただ、どのようなことをやるとしても、キッチン愛を伝え続けていくことは変わりません。お客さまとの一期一会を大事に接客し、後輩に対しては研修や日々のアドバイスもしっかりやっていきたいです。全コーディネーターがキッチンに精通し、LIXILキッチンの魅力をどんどんお伝えできるようになれば、その分ファンも増えるはず。私を通じてLIXILキッチンの魅力が広がっていくよう、これからもがんばります。

<プロフィール>
1997年に中途入社し、キッチンスペシャリスト、インテリアコーディネーターの資格も取得した、キッチンのプロ。チーフやショールームマネージャーも経験し、2020年からはキッチンスペシャルコーディネーターとして活動を開始。プライベートではヨガや山登り、またフルマラソンにもチャレンジするなど、アクティブに過ごす。